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ベッド・マットレスのこと
引越しでマットレスを圧縮してスペース節約!初心者でも簡単にできる方法
公開日:2025.06.22(Sun)
引越しでマットレスを運ぶとき、大きさや重さが大変ですよね。荷物や費用を抑えたいなら、マットレスを圧縮してコンパクトにするのがおすすめです。マットレスを小さくできれば、トラックのサイズも小さくできて、引越し費用の節約につながります。
この記事では、ウレタンや低反発、ラテックスなど、マットレスの素材別に圧縮できるかどうかを説明します。また、掃除機や圧縮袋を使った方法、ロール圧縮、紐で縛る方法なども詳しく解説します。自分で引越しを上手に進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
マットレス素材別の圧縮について
マットレスは使われている素材によって、圧縮できるものとできないものがあります。ここでは主な素材ごとに、圧縮の可否と気をつけるポイントを説明します。
ウレタンフォーム
一般的なウレタンフォームのマットレスは、中にバネが入っていないので、掃除機や専用の袋を使って空気を抜くことで圧縮できます。
マットレスを床に置いて圧縮袋に入れ、掃除機でしっかり空気を抜けば薄く平らになります。ただし、あまり強く折り曲げると、内部の繊維やウレタンが傷んでしまう可能性があります。無理をしないように気をつけてください。
また、家庭用の圧縮袋で長い間圧縮し続けると、ウレタンが変形したり、へたりやすくなったりします。圧縮したら、できるだけ早く元に戻すことをおすすめします。
低反発ウレタン(メモリーフォーム)
低反発ウレタンは密度の高いウレタン素材で、理論上は空気を抜いて圧縮できます。しかし、圧縮すると元の低反発性が下がりやすいという特徴があります。
引越し業界の専門家も「低反発マットレスは一度圧縮すると、低反発の性能が下がる場合が多い」と言っています。長時間圧縮したままにすると、形が戻りにくくなる心配があります。
そのため、低反発マットレスは圧縮できても、できれば避けるか、短時間の圧縮にとどめて、なるべく早く開封しましょう。
ラテックスマットレス
ラテックス素材もウレタンと同じようなフォーム系のマットレスですが、天然ゴムを使っているので高い弾力性があります。
技術的には空気を抜いて薄くすることはできますが、ラテックスマットレスは厚くて非常に重いため、家庭で手作業で完全に圧縮するのは難しいことが多いです。
無理に強く圧縮し続けると、元に戻る力が落ちてしまう可能性があります。どうしても圧縮する場合は短時間でとどめ、マットレスを傷めないように注意してください。
ポケットコイルマットレス
ポケットコイルは、コイル(バネ)が一つずつ独立して埋め込まれているマットレスです。このタイプは空気を抜いても、コイルが中で厚さを保つため、圧縮しても大きさはほとんど変わりません。
また、無理に折りたたむとコイルが曲がったり折れたりして、品質が損なわれてしまいます。そのため、ポケットコイルマットレスは圧縮できません。
ボンネルコイルマットレス
ボンネルコイルは、一本の連続したコイルで体を面で支える構造になっています。こちらも中に金属のバネが入っているため、掃除機で空気を抜いても厚みは変わらず、圧縮して丸めることができません。
無理に圧縮すると、スプリングが歪んで元に戻らなくなったり、周りの枠が変形したりします。ボンネルコイルも圧縮できないと考えてください。
マットレスの圧縮方法
マットレスを圧縮するときは、いくつかの道具と正しい手順が必要です。以下の方法で進めましょう。
掃除機・圧縮袋を使って圧縮する方法
必要なものを準備する
マットレス用の大きな圧縮袋(布団圧縮袋)と、吸引力の強い掃除機や専用ポンプを準備します。また、圧縮後に形を保つための丈夫なストラップや紐も用意しておくと安心です。
マットレスを圧縮袋に入れる
マットレスの表面にほこりが付いていたら軽く掃除してから、圧縮袋に入れます。折りたたんだり半分に折ってから入れると、袋に収まりやすくなります。
圧縮袋内の空気口(バルブ)が上側になるようにマットレスをセットし、袋の開口部をしっかりと密封します。チャックやファスナーに隙間ができないよう確認しましょう。
掃除機または吸引ポンプで空気を抜く
圧縮袋のバルブに掃除機のノズルや吸引ポンプを取り付け、空気を吸い出していきます。
掃除機の場合、長時間連続で使うと本体が熱くなりすぎるので、15分程度で一度停止して冷ますなど注意してください。マットレスがかなり薄くなったら吸引を止めます。
バルブを閉じて固定する
空気を抜き終えたら、圧縮袋のバルブをしっかり閉じます。そのまま運ぶと袋が破れてしまう場合があるので、必要に応じてロープやバンドでマットレス全体を巻いて、形が崩れないようにしましょう。
以上の手順で掃除機と圧縮袋を使えば、ウレタンフォームなどのバネの入っていないマットレスを効率よく小さくできます。ただし、先ほど説明したように、メモリーフォームやラテックスは完全には元に戻らない可能性があるので注意してください。
マットレスを丸めて紐で縛る方法
もし圧縮袋が手元にない場合や、手軽に圧縮したい場合は、手でマットレスを丸める方法があります。
マットレスを広げて整える
マットレスを床に平らに置き、シーツなどを外しておきます。
折りたたむ・丸める
厚みを半分に折りたたみ、さらに端から内側へ向かってマットレスをぐっと丸めていきます。複数人で行うと、均等に力をかけやすくなります。丸めてできるだけ空気を押し出し、できるだけ細くなるように押さえつけます。
紐やバンドで固定する
マットレスが丸まった状態を保てたら、結束ベルトや丈夫な紐でマットレス全体をしっかりと縛りましょう。コイル型マットレスの場合は、急に強い力をかけるとバネが壊れるので、できるだけゆっくり均等に力を加えてください。
この方法も荷物をコンパクトにできますが、圧縮袋と掃除機を使った方法に比べると、元に戻りやすい傾向があります。どちらの方法でも、作業後はなるべく早くマットレスを解放し、元の形に戻しておくことが大切です。
圧縮時の注意点
マットレス圧縮には以下のような注意点やリスクがあります。安全に作業するために必ず確認してください。
マットレスがへたるリスク
圧縮したまま長時間そのままにしておくと、マットレスの形や構造が崩れて、反発力が弱くなる可能性があります。特に内部にコイルがあるタイプは、圧縮によるダメージを受けやすく、一度コイルが潰れると元に戻らなくなる心配があります。
圧縮したら速やかに運んで、なるべく早く袋や紐を外しておきましょう。
掃除機・吸引ポンプの過熱
長時間連続で掃除機やポンプを使うと、機器が熱くなりすぎて故障する可能性があります。特に大きいマットレスでは吸引に時間がかかるため、15分程度を目安に機械を一度停止させて冷ましてから再開するなど工夫してください。
機器が異常に熱くなったり変なにおいがしたら、すぐに使用を中止しましょう。
メーカー保証の無効化
メーカー保証は、製品を「正常な使い方」で使った場合に適用されるものです。自分でマットレスを圧縮すると、多くの場合"正常でない使い方"とみなされて、保証の対象外になる可能性があります。
圧縮する前には、取扱説明書や保証の内容を確認して、自己責任で行ってください。
これらの注意点を理解した上で、無理のない範囲で圧縮作業を行いましょう。マットレスに損傷が出ないよう慎重に作業すれば、引越し時の荷物を大幅に減らすことができます。
本ブログの記事はAIによる作成です。亀屋家具が運営する当ブログでは、ベッドをはじめとした様々なインテリアに関する情報を提供しております。記事内容の正確性と有用性を重視しながら、最新のトレンドや実用的なアドバイスをお届けしています。皆様の快適な住空間づくりのお手伝いができれば幸いです。
